「一帯一路」債券がルクセンブルク証取上場
中国銀行が発行した「一帯一路」(巨大経済圏構想)関連債券がこのほど、ルクセンブルク証券取引所に上場した。同国と中国が今年3月末に「一帯一路」の共同建設に関する覚書を交わして以来、最初の同取引所への上場となった。これに先立ち同行は、第5期となる本土以外での「一帯一路」関連債券を発行し、発行規模は38億ドル(約4240億円)相当で募集資金は同関連プロジェクトに充てる。そのうち同行ルクセンブルク支店が発行したのはドル建ての3年変動債で、発行総額は5億ドル。同行によると、既に国や民間の投資機関から計20億ドル超の注文が確定している。