リコー、米国向け複合機生産を中国からタイへ移管 追加関税対象でリスク回避
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事務機器大手のリコーは15日、コピーやプリンターなどの機能を持つ「複合機」の米国向け生産に関し、中国からタイへの全面移管を決めたと明らかにした。複合機は米国の対中追加関税「第4弾」の対象。発動時の影響額が数十億円に上るとみられるため、経営リスクを避ける。中国とタイで分担してきた生産を集約する形となり、7月ごろ完了させる。