Новости за 01.01.2021

レバノン東部バールベックで昨年１２月３１日、新年を祝う銃撃の弾がシリア人難民キャンプに落下し、１日までに難民女性１人が死亡した。首都ベイルートの国際空港でも、駐機中の中東航空機１機に流れ弾が当たった。大きな損傷はなかったもようだ。レバノンの国営通信などが伝えた。

台湾の蔡英文総統は１日、新年の談話を発表し、中国の習近平指導部に、対等な立場での「意義のある対話」の実現を呼び掛けた。新型コロナウイルスについては「台湾は世界が切実に待ち望む通常の生活を実現した」と述べ、感染拡大抑え込みに成功していることを誇った。

在留者数や経済面でロシアとの関係が希薄な関西で、伝統舞踊や歌謡などロシアの文化をテーマにした大がかりなイベントが活発に展開されている。原動力になるのは結婚などを経て関西に住むロシア人のお母さんたち。日露交流の促進とともに、ロシアと縁遠くなりがちな自身の子供たちに、母親の祖国を知ってほしいとの思いが強い。

ニューヨーク証券取引所は１日までに、中国の通信大手３社の上場廃止手続きを開始すると発表した。トランプ米大統領が昨年１１月に署名した大統領令で、中国軍を支援していると見なした中国企業への投資を禁止したことを受けた措置。

１日午後７時２０分ごろ、岩手県花巻市の新花巻駅付近を走行していた東北新幹線はやぶさ３９号（東京発新函館北斗行き）の窓ガラスが破損し、新花巻－盛岡間で一時停止した。その後、徐行して盛岡駅に２９分遅れで到着、盛岡－新函館北斗間は区間運休となった。けが人はいなかった。

第１００回天皇杯決勝（１日、川崎１－０Ｇ大阪、国立競技場）最後の瞬間はベンチで迎えた。今季限りで引退する川崎のＭＦ中村憲剛（４０）は優勝、そして自身の引退を告げる笛が響くと手をたたく。駆け寄ってきたＭＦ大島らと抱き合って喜びを分かち合った。

国内で１日、新たに３２４７人の新型コロナウイルス感染者が確認された。死者は４９人だった。東京の感染者は７８３人で、過去最多だった昨年１２月３１日の１３３７人を下回ったものの、高い水準が続いた。

「大切な人の思い出を、いつも近くに置きたい」。こんな思いをかなえようと、松江市の女性が、東北に伝わる伝統的な技法の「裂き織り」で、古い布を使ったかばんの制作に取り組んでいる。亡くなった人や成長した子供が着ていた服を材料にしており、ブランド名「ｏｍｏｉｄｅ　ｂａｇ」と名付けた。全国展開を視野に、インターネット上で資金を募るクラウドファンディング（ＣＦ）も行っている。

ＮＴＴドコモがまとめた元日の１日午後３時時点の人出は、全国の主要駅や繁華街計９５地点のうち９割を超える８８地点で、大みそかの前日から減少した。感染の急拡大を懸念して初詣や百貨店の初売りといったイベントへの外出を避け、自宅で過ごす人が多かったようだ。

町工場が集まる「ものづくりのまち」のイメージが強い大阪府東大阪市が、かつて“東洋のハリウッド”と呼ばれる「映画のまち」だったことをご存じだろうか。ちょうど１００年前に創業した映画製作会社「帝国キネマ演芸」が広大な撮影所を構えて数々の作品を世に出したが、ある悲劇によって活動はわずか１１年で終焉（しゅうえん）を迎えてしまう。日本の映画界に確固たる足跡を遺（のこ）しながら、数奇な運命に翻弄された帝国キネマ。その歴史をたどった。

大阪府は１日、２６２人が新型コロナウイルスに感染し、７０～９０代の９人が死亡したと発表した。府内の感染確認は累計３万２６１人、死者は５８８人となった。

埼玉県で１日、新型コロナウイルスに感染していたいずれも９０代の女性３人の死亡と、男女計２２１人の感染が確認された。県とさいたま、川口、川越、越谷の各市が発表した。

東京都は１日、新型コロナウイルスの感染者が新たに７８３人報告されたと発表した。累計は６万９６０人となった。入院患者は前日から１３６人増の２７３０人で、うち重症者は１人減の８８人。６０代男性２人と９０代男女の計４人の死亡が確認され、死者の累計は６３１人となった。

１日午後３時５５分ごろ、兵庫県明石市のＪＲ山陽線明石駅で、ホームから線路内に立ち入った女性（２４）と、到着した西明石発京都行き普通電車が接触した。兵庫県警明石署やＪＲ西日本によると、女性の命に別条はなかった。山陽線は運転を一時見合わせ、上下線で２４本が運休するなどして約１万２５００人に影響した。

シリア東部デリゾール近郊の道路で昨年１２月３０日、アサド政権軍のバスが武装勢力に襲撃され、３９人が死亡した。シリア人権監視団（英国）が明らかにした。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」（ＩＳ）は同３１日、系列ニュースサイトで犯行を主張した。

川崎の中村憲剛がラストマッチで初めて天皇杯を掲げた。「こんなに幸せなサッカー選手はいない。感無量。うれしすぎる」。１８年のプロ生活に別れを告げる試合で出場機会こそなくても、タイトル獲得の喜びを仲間と分かち合う笑顔は充実感にあふれた。

富士通の中村匠、トヨタ自動車の服部と、東京五輪のマラソン代表２人が活躍した１日の全日本実業団駅伝で、同じく代表の大迫（ナイキ）がテレビ解説を務めた。

川崎のルーキー三笘が、Ｊ１に続いて天皇杯でもチームを力強くけん引した。変則日程で今大会初戦となった１２月２７日の準決勝で先制点を奪ったのに続く殊勲の決勝点。天皇杯制覇の立役者は「パスがよく、ゴール前で冷静になれてよかった」と喜んだ。