「撮り鉄」となった元盗塁王・屋鋪要に学ぶ「第二の人生の楽しみ方」
高齢化が進むなかで、定年後の人生ををどう楽しく過ごすか? これは、タイムリミットが迫っている50代のサラリーマン、あるいは、定年を迎えたばかり世代にとって、目前に控える難題である。そんな悩めるおじさんたちにとって、とても参考になりそうな先達がいる。
屋鋪要さん、59歳。サラリーマンなら定年を目前に控えた年齢だが、18歳でプロ野球の世界に身を投じた彼は、36歳で現役引退、46歳でコーチの職も辞し、いち早く第二の人生を歩み始めた。「第二の」といっても、あくまで本職は野球の指導なのだが、第二の人生を充実させているのは、彼が夢中になっている趣味なのだ。その趣味とは、長らく忘れていた子供の頃の夢の実現だった――。