「勝つ組織」への改革で再成長、一休の「個の力をレバレッジする」仕掛けとは顧客体験から競争力を生み出す「データドリブン経営」実践法(後編) - 経営のためのIT活用実学
宿泊予約サービス「一休.com」を運営する一休は上場後に業績が頭打ちとなるが、2012年以降の経営改革によって売り上げ10倍、営業利益率5割超えの再成長を果たした。復活の力となったのは、榊淳氏(現社長)が主導した「データドリブン経営」を軸とした改革だった。一体どのような改革を行ったのか。前編に続き、2024年2月に書籍『DATA is BOSS 収益が上がり続けるデータドリブン経営入門』(翔泳社)を出版した榊氏に、改革の具体策やAI時代に目指すべき同社の未来像について聞いた。(後編/全2回)