【ビジネス解読】田中角栄元首相もビックリ 令和版「日本列島改造論」の処方箋
人口減少時代にもかかわらず、三大都市圏の中で東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県)のみ転入者が転出者を上回る「転入超過」(人口流入)が24年連続で続いていることが、総務省の住民基本台帳に基づく令和元年の人口移動報告で判明した。これに対し、大阪圏(大阪、兵庫、京都、奈良の4府県)と名古屋圏(愛知、岐阜、三重の3県)は7年連続で転出者が転入者を上回る「転出超過」(人口流出)だった。いわゆる「東京一極集中」にはどんな問題が潜んでいるのだろうか-。