横浜市が社会実験 中華街“不適切ごみ”なくせ 集積所を一時廃止して花壇設置
横浜中華街の美観を損ねる“不適切ごみ”をなくせ-。神奈川県横浜市などは、中華街で住民や観光客の憩いの場となっている山下町公園前のごみ集積所を廃止し、周辺の美化を図る社会実験を開始した。同集積所には、家庭ごみ以外のルールを無視した事業系ごみや観光客の飲食物などが無秩序に捨てられ、「朝は歩けないほど」(山下町町内会)ごみが山積みとなる状況が10年近く続いてきた。今回、思い切って廃止することで、店舗や住宅が混在する有名観光地ゆえの課題解決につながるか注目が集まる。