知識ゼロから最先端アプリを開発、キヤノンが重視するソフト開発者の適性とはキヤノンのデジタル専門家集団が生み出す「技術と人材」(後編) - ニュース・経営
工場で部品を作っていた社員が、複合機のデバイスソフトウエア開発者に──。大手精密機器メーカーのキヤノンはソフトウエア開発者を“自前”で育成している。その中核を担うのが2018年に設立された「Canon Institute of Software Technology」(以下「CIST」)だ。CISTでは製造現場の社員や事務系社員などの“非IT人材”をたった4カ月で、現場で通用するソフトウエア開発者に生まれ変わらせているという。一体どのような研修を行っているのか。デジタルビジネスプラットフォーム開発本部 部長の高美誠氏と人事本部人材・組織開発センター 課長の石川慎也氏に話を聞いた。(後編/全2回)