米司法省のグーグル提訴、デジタルの独占問題にメス 違法性証明は困難か
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【ワシントン=塩原永久】米司法省が米グーグルを独占禁止法(反トラスト法)違反で訴え、デジタル時代の独占問題にメスを入れた。同社が市場支配を通じて競争相手を排除し、消費者の不利益になっていると判断したためだ。グーグルなど「GAFA」と呼ばれる米IT大手4社への規制強化は米国で超党派の潮流となっており、訴訟は巨大デジタル企業の転換点を告げるものとなりそうだ。