「兵器好き」の金正恩も苦境か…北朝鮮と韓国の「誰も幸せにならない」軍拡競争の行く末
9月15日は、韓国と北朝鮮が共にミサイルを発射する日になった。まず、動いたのが北朝鮮。15日昼過ぎに北朝鮮西部から日本海に向け、短距離弾道ミサイル2発を発射した。ミサイルは約800キロ飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)の内側に落ちた。それから間もなく、今度は韓国の国防科学研究所(ADD)の総合試験場で、文在寅大統領らが見守るなか、潜水艦「島山安昌浩(ドサンアンチャンホ)」(3千トン級)から潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)が発射された。