会長退任後の顧問料廃止 神奈川県弁護士会、「社保逃れ」指摘受け
0
神奈川県弁護士会が会長の報酬について、社会保険加入に伴う経済的負担を避けるため退任後に同額の顧問料を支払っていた問題で、弁護士会が元会長への顧問料の支払いを取りやめていたことが25日、同会などへの取材で分かった。会長報酬を支払えば社会保険の加入が必要になるため、代わりに退任後の顧問料で補填(ほてん)していたが、一部会員から「脱法的だ」と提訴されていた。問題の早期解決が理由といい、元会長はすでに受け取った顧問料を全額返還したという。